吉田慎悟氏「高津景観パトロール」TKP11~15

溝の口駅前広場の景観提案①

高津景観パトロール11

写真は溝口の南口の駅前広場に立っているスキップスというビルです。広場施設の色彩は北側のペデストリアンデッキに合わせて、ダークグリーンを使っています。スキップスは今は退色して少しおとなしくなりましたが、竣工時は結構派手でした。下の写真では、広場は小高い山に繋がっているのでその見え方を大切にして、ピンクやブルーグリーンを低彩度の色に替えて見ました。川崎市は建築物の色彩基準もあるので、塗り替えの際は現在の色ではいけないと思いますが、商業ビルなので、このくらいの賑わいは欲しいと言う人もいます。僕は左側に広がっている緑がなくならないように願っています。

撮影日:2021530

提案日:202165

提案者:吉田愼悟



溝の口駅前広場の景観提案②

高津景観パトロール12

昨日“高津の景観パトロール11”で、溝口南口の広場に面して建っているスキップスというビルの外装の彩度を下げた案を載せてみたのですが、さらに東急と川崎市バスにも付き合ってもらって、バスの外装を単色にしてみました。僕は単色の方が洒落ていると思いますが、如何でしょうか。

撮影日:2021530

提案日:202167

提案者:吉田愼悟



溝の口駅周辺の景観提案

高津景観パトロール13

溝口の駅周辺は電柱が地下に埋設されていますが、少し離れると電柱が埋設されずに地上に出ています。この電線の多さにも圧倒されますが、電柱が地下に埋設されると確かに少しすっきりしますが、すごくきれいな街並みということにはなりませんね。電柱の地下埋設や屋外広告物を規制するといったことも大切ですが、街並みを楽しむといったゆとりがないことが問題でしょうか。

撮影日:202161



溝の口駅のサイン

高津景観パトロール14

溝口はJR南武線と東急田園都市線の駅が離れているせいか、慣れていない人には分かりにくいのでしょう。そのため、多くのサインが出てきます。最近公共施設への案内等のサインが増えましたが、多過ぎて知りたい情報が見つかりません。サインもただ掲出しておけばよいというものでもありませんね。歩いていると次から次に文字情報が溢れているので、ゆっくりと街を見るような気分になりません。サインデザイン自体の質は上がって来たと思いますが、やはりちょっと多過ぎますかね。スマホでも見てもらって移動するという時代になったと思いますが、サインを増やすだけでは分かりやすい街にはなりませんね。

撮影日:2021530



溝の口駅の景観提案

高津景観パトロール15

溝口の駅に接続しているペデストリアンデッキ上の丸柱にはほとんど案内サイン等が貼り付けられています。さらに川崎フロンターレは今年も強いので、バナーも沢山付けられ賑わいを演出しています。AffinityPhotoを使いこなす練習も兼ねて、デッキ上の文字を減らしてみました。多分市民の分かりにくいという声を聴いて案内サインを設置した行政や、フロンターレのファンから怒られるのではないかと心配していますが、スマホ等の情報を活用し、どんなお店があるかを自分も目で見極めるには、街の文字や絵の情報をもう少し減らした方がよいのではないかと思っています。この絵のようにただ取っただけではつまらなくなるので、例えばNOCTYの入り口あたりはディスプレイ等でもう少し楽しげにしてほしいですね。

撮影日:2021530

提案日:2021613

提案者:吉田愼悟